大学生の頃、オシャレには全くお金を使っていなかった私。バイトで得たお給料はほとんど映画代と本代に費やし、洋服は全て近所のスーパーで買うか、オシャレ好きの従妹から調達(強奪?)するという女子にはあるまじき生活を送っていました。
そんな私を見かねた母が、ついにある日、「頼むからもうちょっとマシな格好をしてくれ」と厳命。

いくばくかのお小遣い(確か2万円ぐらい)をくれました。それなりに張りきった私は、早速デパートに向かったのですが、なんせ行き慣れていなかったものだから、どの売り場を見ればいいのかさえ分からない。

しかも店員さんがとにかく全員オシャレ。「自分ごときが、このオシャレな空間に足を踏み入れていいのか?」というプレッシャーに襲われました。
気落ちした私は、そのまま映画館と本屋に直行。

結局、母の心づくしのお小遣いは映画代と本代に消え、家に帰ってむちゃくちゃ怒られました。
今から考えると、母が怒るのも当然なんですがね。

なんせ、ぼろぼろのジーパンに、500円ぐらいで買ったTシャツ、穴のあきかけたコンバースのスニーカーという格好をしていましたから。今も女子力はかなり低いほうだけれど、あの頃は最低ラインだったよなぁ・・・・と若干の悲しみと共に思い出します。

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